2025/05/24

baserCMS 5 を使ってブログサイトを立ち上げよう / ブログ公開までの事前準備

はじめに

baserCMSというCMSを使ってブログを立ち上げたので、ローカル開発環境の構築から実際にサーバー設置して公開するまでの流れを備忘録を兼ねてざっとまとめたいと思います。

以下の3本の記事に分けて執筆予定。
  1. 公開までの事前準備(本記事)
  2. ローカル開発環境構築編
  3. サーバーへのアップロード編

CMSって?

Content Management System(コンテンツ管理システム)のことで、WEBページの管理・編集をすることができるツールのことです。
専門的な知識に疎くてもお手軽にブログ記事などのコンテンツ制作をすることができるようになります。
WordPressが一番有名ですね。

baserCMSって?

CMSの1つで、国産のオープンソースCMS。
現在のメジャーバージョンは5なので、これまでの4系と分けて「5系」「baerCMS 5」と呼ばれているようです。
公式ページ:https://basercms.net/about/index.html

  • 無料で利用可能
  • 設定がシンプルで使いやすい
  • ドキュメントが日本語で読みやすい
  • カスタマイズしやすい(プラグインによる機能追加)
  • セキュリティ対応がしっかりしている

といった感じの特徴で、個人ブログにも使いやすそう。
開発コミュニティもありますし、WEBエンジニアリングの勉強も兼ねてbaserCMSを使ってサイト構築していきます。

公開までのおおまかな流れ

実際にブログを公開して閲覧してもらうまでに必要な手順をおおまかに並べるとこんな感じでしょうか。
  1. レンタルサーバの契約
  2. サーバ環境設定
  3. baserCMSのダウンロード
  4. ローカル環境構築(baserCMSのインストール)
  5. サーバーへのアップロード
  6. 記事執筆
  7. 公開
CMSで制作が簡単になるとはいえ、サーバーへの設置や公開までの設定にはある程度専門知識が必要になってしまうので事前調査が必要です。
環境イメージ.png

レンタルサーバの契約

Xserverを契約しました。
お手軽に十分なスペックを提供してもらえますし、独自ドメインの無料発行キャンペーンもあったので採用しました。

CMSによっては「簡単インストール」としてサーバー上でのインストールをサポートしてくれるものがありますが、
baserCMSは簡単インストール未対応なので自分でサーバーへの設置が必要です。

自分で設置するといってもやることは大きく2つです。
  • baserCMSの本体ファイルをアップロードする
  • サーバーにbaserCMS用のデータベースを作成・インポートする
サーバーごとに操作は変わるかと思いますが、各サーバーがマニュアルを提供していますので、それに沿って進行すれば大丈夫なはず。
ちなみにXserverならこちら。​

サーバ環境設定

baserCMSの動作要件を満たすように設定します。
現在の動作要件はこちら
今回は baserCMS 5 を採用するので
  • PHP:8.1以上
  • データベースサーバー:MySQL8以降
を満たすように設定しました。
こちらもサーバーのマニュアルに沿って設定します。

baserCMSのダウンロード

baserCMSのファイルを自分のPCやサーバーにインストールすることで動作するようになります。
baserCMS本体はダウンロードページから入手します。

ローカル環境構築(baserCMSのインストール)

サーバー上だけでファイルの編集をしていると、思わぬ表示の崩れやエラーが発生した時に不具合のあるサイトとして公開されてしまいます。
なので、事前に自分のPC(ローカル環境)で動作の確認をしてからファイルをサーバーへアップロードした方が安全です。
ローカルで作った環境は自分だけしか見ることはできないので、一般のユーザに見られることはありません。

ローカル環境の構築は、baserCMSの公式ドキュメントのインストールガイドを参考に進めます。
詳細は次回の記事で執筆予定です。

サーバーへのファイルアップロード

ローカルで編集したファイルをサーバーへアップロードします。
サーバーに上がっているファイルやデータを使った造られたWEBページが一般ユーザのブラウザに表示されます。

私のPC環境はMacなので、有名なFTPクライアントソフトであるFileZillaを使ってアップロードすることにしました。
FTPでアップロードするにはサーバーとの連携情報が必要なので、こちらもマニュアルに沿って情報を確認・設定します。

アップロード完了したらローカルで使用していたデータベースをサーバーにもインポートして環境の同期をします。

これらの方法の詳細も次回の記事で執筆予定です。

記事執筆・公開

baserCMSのサーバー設置が完了したら、管理画面から執筆・公開設定をします。
  • 固定ページ
  • ブログ
  • メールフォーム
など様々なコンテンツが用意されていますが、私は主にブログコンテンツを使って記事の量産をしていく予定です。
どんな画面なの?って気になる方は、デモサイトを少し触ってみるのもいいかも。

さいごに

baserCMSを使った個人ブログの立ち上げから公開までをざっとまとめてみました。
次回の記事では、実際の環境構築でつまった部分なども踏まえてもう少し詳細な内容をまとめたいと思っています。


おわり